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長野では、一年前のちょうど今ごろ、台風19号で、千曲川が氾濫し、大きな被害がありました。

いま、その後の対応や、万が一の次の災害に向けて、長野県社会福祉協議会の方々が取り組んでおられます。

「災害福祉カンタンマップ」実験　県社協　来年１月から

そのプロジェクトに、当社も少し関わらせて頂いてます。

このサイトにもあるように、kintone &カンタンマップを、システムで利用しています。

その関係で、今回の防災訓練に参加させて頂くことが出来ました。（コロナの関係で、参加人数は最小限で行われたようです）

どんな事が行われるのか？わたしはただ見てるだけで良いのか？もわからぬまま、、、防災訓練は始まってしまいました。

県内各所にある訓練会場は、ZOOMで接続し、様子も見えるし、そこで対話も出来ます。

また、これまでの取り組みで作ってきた、アセスメントシートやボランティアニーズを活用するkintoneアプリも、実際に使ってみて検証を行います。

わたしは、この試用のサポートをする事になったのですが、、、

これが大変でした。。。

今回は訓練なので、システムを初めて使われる方もいらっしゃいます。

流れから、そのような方々からの質問に答える役割になった訳ですが、

・ZOOMから
・ZOOMのコメント欄から
・トランシーバーから
・隣にいる方から
・メッセンジャーから

あちこち同時に、いろんな会場から問合せが来て、対応が全然追いつかないのです。

きっと昨年の災害現場は、これ以上に混乱していたのだろうけど、それは想像すら出来ません。

昨年の災害を経験された職員の方々は、

「昨年のあの時が頭をよぎって、気持ちがブルーになるくらい、この防災訓練はリアルだ」と。

そんな中、今回はまだまだ理想にはほど遠いものの、kintoneやカンタンマップ、ZOOMを使って、

「各地の情報が災害対策本部にいても見えるようになったことは、大きな収穫だ！」

との発言も聞けて、少しは役に立てているのかなと。

これから一年かけて実証実験を重ねて、もっとさまざまなテストを行うことになるようです。

まだ理想のカタチにはほど遠いかとは思いますが、高い理想に向けて、ホントに使える、役立つ、誰でもすぐに使えるモノを仕上げて、みなさんと喜びを共有出来るよう、がんばろーと思えた、よい機会を頂きました。

参加させて頂きまして、ありがとうございました。

（黒木）